2025/05/20 コラム
神奈川県平塚市に拠点を構える「有限会社 雄哉建設」では、オーダーメイドの新築住宅建設、リフォームなどを承っております。
今回は、耐震住宅の重要性についてご紹介いたします。
耐震住宅は耐震構造と呼ばれる特殊な工法で耐震性を高めています。一般住宅でも最低限の耐震性が確保されているにも関わらず、なぜ一般住宅以上の耐震性を持つ耐震住宅を選ぶ必要があるか疑問に思う方もいるでしょう。
耐震構造は、大地震にも耐える圧倒的な安全性があります。「新耐震基準」で定められている全ての住宅に適用する必要がある耐震基準は、耐震性の等級を表す1,2,3の耐震等級の中で最も低い耐震等級1にあたります。
一般住宅よりも高い、耐震等級2,3の耐震住宅は耐震等級1の家に比べて1.25倍、1.5倍と地震に耐えられる性能が高くなります。実際に、避難所として利用される学校や公共施設などでは耐震等級2以上の強度を持つことが求められます。また、耐震性能3は繰り返しの地震にも強い耐性があります。2016年に発生した熊本地震では2回目の地震で多くの住宅が損傷した中、耐震等級3の住宅では大きな損傷が見られず、大部分が無被害であったと報告されています。
このように、地震大国の日本では、住宅の耐震化は非常に重要です。