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2021/08/20 コラム

建材や設計などで異なる「住宅の耐震性」

国土交通省の調べによると
地震による倒壊の危険がある耐震性が不十分な住宅は
木造住宅で約41%、共同住宅・その他で約7%
住宅全体では、約25%が大規模地震で倒壊の危険性があることが分かっているそうです。

ただし、鉄骨や鉄筋コンクリートの建物だから大丈夫で
木造だから危険ということではありません。
建物に限らず、すべてのものには「揺れやすい周期」があります。

揺れている地盤と建物の揺れの相性が良いと
建物は大きく揺れることになりますが
この揺れの周期は、建物の素材だけでなく

・高さ
・建築面積
・重さ
・バランス
・設計
・造り方


など、複合的な要素によって変化します。


素材としての木材は、鉄骨や鉄筋よりも強度はありませんが
軽くて、変形しやすいという点がメリットで、決して地震に弱いわけではありません。
木造住宅でも、地震に強い家を作ることは可能ですし
耐震補強をすることで、さらに地震に強い家に作り替えることも可能です。

建築基準法による耐震基準には、「新しい基準」と「古い基準」があります。
1981年(昭和56年)の建築基準法の改定を境として
それ以前のものを「旧基準」、それ以降を「新基準」としていて
ふたつの基準では、耐震性が異なります。

「旧基準」の建築物については
接合部分の金具の強度を増やしたり
鉄筋の本数や大きさの基準が厳格化したりして
建築物が耐えられる外力の設定の見直しがされていますので
耐震補強は十分に可能となっています。


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